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シュレッダー紙ゴミ再生研究:第5回

こんにちは、研究員1号 タケです。

シュレッダー紙ゴミ再生研究 第5回。

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前回のおさらい
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新聞紙から炭をつくるという、
「古紙の炭」キットをネットで見つけ、
新聞紙から炭にする為の固形物をつくり、
乾燥、そして、炭焼きまでしたのが前回。
(シュレッダー紙ゴミ再生研究:第4回)

間が空いてしまいましたが、
早速、完成品披露 といきたいと思います。

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完成品!

炭焼きを終え、十分に冷やしてから、
炭焼き釜の箱から取り出して、
できあがりましたよ、炭!

↓こんな感じ

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ちなみに、冷やしが十分でない熱いうちに、
炭焼き釜の箱から出してしまうと、

空気に触れた瞬間に、火がついてしまい、
あっという間に燃え尽き、
台無しになってしまいますとさ。
(いちど、失敗しました。。。)

出来上がった炭に、早速火をつけてみると、
マッチでも、すぐに 着火。

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でも、
魚とか肉を焼くような、火力ではなさそうです

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そして、さらに弱点が、
この炭、もろい、もろすぎるのです。
もろすぎて、すぐに木っ端みじん。。。

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シュレッダー紙ゴミで 炭

さてさて、いよいよシュレッダー紙ゴミで、
『炭』をつくってみることに。

と同時に、

前回、新聞紙でつくった炭は、
スカスカに隙間があいていた為、
もろかったのかなと、推測。

少しでも空気の隙間を減らすよう、
つくり方を工夫してみることにしました。

ちょっとだけ、研究所っぽいでしょ (^ ^)

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工夫①
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新聞紙でつくった時には、
5mm幅の新聞紙を
すりこぎでつぶしただけでしたが、
シュレッダー紙自体を、
もっと細かくする為に、ミキサーで粉砕。

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工夫②
***
前回は、
炭焼き前の固形物をつくる際、
70kgの体重で、
余計な水分をとっただけですが
密度を高める為、
万力で、
余計な水分と、空気を抜き圧縮。

これで、どうだろう!

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ということで、つくってみた その2

まずは何といっても、シュレッダー紙。
研究員2号ケシに集めてもらいました。

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さすが、ケシ 頼りにしてます!

今回は、いきなり!
炭20個分、つくる為に
シュレッダー紙ゴミを400g使います。

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まめ知識:新聞紙1枚の重さ、約20g
***

前回、炭1個分は、新聞紙1枚でした。

早速、ミキサーにシュレッダー紙と、
ひたひたになるまで、水をいれ粉砕。

1回では、全ての紙を粉砕できないので
数回に分けて粉砕します。

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30秒ほど、グルグル回し、
ザルにあけて、水を切ります。

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みごとに、ペースト状。
料理みたい、再び。

なんだか、
見た目いい感じにペースト状なので、
小麦粉、片栗粉いらなそうじゃないですか?

という思い込みで、
小麦粉、片栗粉は使わず、成形し
木枠の型にいれ、軽く水を切りました。

そこで、今日の工夫②、万力登場です。

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両方から、押し木をあてて、
ギュギュギュッと、

銃規制を廃案にする為、
ロビー活動する全米ライフル協会のごとく
徹底して、圧力をかけ、
余分な水分を抜きながら、固めていきます。

そして、木枠から外し、
屋外天日干しで、1日乾燥。

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あっ、気付きました?
なんか、下の方に並んでいるのを。

アイストレーで、型取りした、
ストームトルーパー君たちです。
これは、ほんのお遊びということで。。。

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焼いてみた その2

とここで、炭焼き。

前回の炭焼きでは、
家の中でやって、えらい目にあったので、
(シュレッダー紙ゴミ再生研究:第4回)

今回は、
思い切って、外でやることにしました。

といいつつも、
自宅近くでは、できないので、
某河川敷まで行って焼くことに。

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え、どこって?
日本のどこかの、秘密の場所です。

さぁ、みんなで考えよう!
って、違う、違う。

前回、
新聞紙の炭を焼いたときは、
古紙の炭の、炭焼釜をつかいましたが、

金属製の箱なら、
炭焼きできるのでは? と思いたち、

お菓子が入っていた箱で、
かつ、多めにまとめて焼いてみる事に。

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前回、30分程度で、煙がでなくなり、
炭焼きが完了しましたが、

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1時間以上たっても、まだ煙は消えない。

不安になって、蓋をあけてみると、

ぬぁ、なんじゃこりゃぁ。。。

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失敗です。

さて、どうしよう。


(そして、またつづく。)
2013年6月3日(月)